Ｌｅａｌｅａ！（気楽に行こうよ！）

３月３１日

朝からかなり雨が降っており
屋代線最後の日の写真を撮りに行くのは断念

旦那が仕事から帰って来て夕食を食べている時
「今日は写真撮りに行ったの？」と聞くので
「雨が凄かったからやめた～」と言うと
「今なら晴れてるよ～最終、間に合うけど・・・」

そう言われるとウズウズしてきて
夕食を急いで食べて片づけもせずに
旦那と二人で家を飛び出しました

最終は松代止まりで折り返して須坂行なので
松代駅に行こうかとも思ったのですが
絶対に車を止める所がないほど混んでいると予測

駅前にお友達の家がある川田駅か・・・
父母のお墓があるお寺に止めさせてもらって綿内駅か・・・
落合橋を渡るまで迷った末、綿内駅に決定！

案の定、綿内駅も駐車スペースは既になく
父母のお墓参りの時に止めるスペースに
止めさせてもらって駅まで歩きました


【最後の時を静かに待つ線路・・・】（お寺の付近で・・・）


【この時はまだ静かな綿内駅・・・】


【ホームには一直線にキャンドルが並べられていました】


【プランターの花の中にも・・・】


【上り最終の松代行き到着】


【多分、もう見れる事はないでしょう・・・】

松代行きが発車してからしばらくすると
地元の方がだんだん集まって来ました

松代で折り返してくる須坂行きが
本当の本当に最終列車・・・

しかし、どこの駅でもこんな状態なのか
かなりダイヤが遅れていました

昼間の雨のせいか、かなり冷え込んでおり
急いで家を出てきたのかサンダル履きの人や
お風呂から上がったばかりのような人もいて
ちょっと可愛そうでした・・・

でも、それでもみなさん待っていて
ホームに溢れんばかり（いや・・・溢れてた）の人でした


【ホームには提灯行列がスタンバイ】


【いよいよ最終列車が来ます・・・】


【約３０分遅れでゆっくりとホームに入ってきた須坂行き】

約１分ぐらい停車した後
地元の方々の提灯行列と
「ありがとう！」の言葉に見送られ
須坂行きの最終列車は静かに発車していきました・・・


【後ろから「ありがとう！」の声が響いています・・・】

写真では伝わりませんが
鳥肌が立つぐらい感動的な綿内駅の発車でした


【暗闇に消えていく最終列車】

乗る機会はなかったけど
小さな頃からお寺に行く度に見ていた屋代線
（近年はタイミングが良ければ・・・でしたが）
最近は松代にもご縁があって何度も踏切を渡りました

もう、お寺でも松代でも見る事はないんだな～
と、思うと、最終列車を見送った時
ちょっと感慨深いものがありました・・・

最後の姿を見れて良かった！
９０年という長い間お疲れ様でした！